ダウジング 基本編
こちらのページでは、ダウジングの起源や、ダウジングで何が占えるのか、
など基本についてを簡単に解説しています。
★ダウジングの起源★
ダウジング、またはディバイニング、東洋ではフーチなどとも呼ばれています。
すべて、ペンデュラム(振り子)やロッド(杖)など道具を用いて、占者の無意識下に存在する予知能力や透視と言った、第六感的感性を、その道具の動き方に反映させるものです。
また、ダウジングの起源については諸説入り乱れていて、はっきりしないのが現状です。
例えば、旧約聖書のホセア書にある、
「我が民は、木に託宣を求め、その枝に指示を受ける」
同じく、出エジプト記にある、「ナイル川を打った杖を持っていくがよい ~ 中略 ~ あなたはその岩を打て そこから水が出て、民は飲むことができる」
こうした表現が、ダウジングの出自を表すものと考える見方もあるようです。
また、アフリカ・サハラ砂漠の山岳地帯で、20世紀初頭に発見されたタッシリの岩壁画に、杖占をしているようにも見受けられる、という人物画があり、そこを起源とする説も耳にします。
もともと呪術や宗教的要素で利用されていたものが、水脈や鉱脈の発見のための手段へと進化することで、広く浸透していくこととなったと考えるのが、妥当かも知れません。
現在では、風水の龍脈の測定、健康状態などエネルギー値の診断、地相・家相の気やエネルギーの吉凶を観る、人や失くしものなどを地図上で探るマップ・ダウジングなど、様々な形に応用されています。
★ダウジングの実践における注意点★
ダウジングは技術と言えます。
繰り返し練習(トレーニング)することで、自分の潜在的な力がスムーズに表出されるようになり、対応できる問い掛けも、より高度にしていくことが可能になります。
気持ちが不安定の時、健康状態がすぐれない時などは、やはり避けるべきです。
また、問い掛けの内容に対して、「結果はこうだろう」と、あらかじめ推測したり、「こうあって欲しい」という希望や先入観があると、ダウジングは成立しません。
そして問い掛けは、曖昧なもの、漠然としたものだと答えは出ませんので、注意が必要です。
★ダウジングの実際の活用法★
プロのダウザーが依頼されて鑑定するのと、一般の人が普段の生活の中でダウジングをするのとでは、大きく異なるかと思います。
通常、ダウジングをどう活用できるのか、以下に例をまとめてみました。
1:探し物・・・家の中などで、失くしたものを探る
2:薬や食品、化粧品等の自分への適性やアレルギーを探る
3:健康状態を診断する
4:相手の気持ちを探る などが考えられます。
いろいろ、自分なりにアレンジできる占いです。
ただし、結果を鵜呑みにし過ぎたり、他人に強要したりはしないよう、気を付けてくださいね。
また、プロができることは
1: 水脈や気の流れ、土地のエネルギーを探ることで、もしそこに障害がある とわかった場合は、その障害をいかにして排除していくべきか、的確にアドバイスを行う。
例えば、水脈の上にベッドがあることで、病気等の問題が発生するとされています。
ベッドを動かすことになるわけですが、その際、家相も併せて対処していくわけです。
2: 先祖の因縁や霊障を探る
スピリチュアルな要素も必要になりますが、守護霊の存在を調べることもできます。
また、悪いエネルギーを中和し、安定させる能力を持つ人もいるようです。
3: 行方不明の人を探す
マップダウジングです。地図の範囲を徐々に狭めていき、ターゲットを絞っていきます。
勿論、ベテランのダウザーなら100%の確率で能力を発揮できる、というわけではありません。
これから、トレーニングを始める方も、最初は上手くいかず苛つくこともあるかもわかりませんが、自分なりの楽しいダウジング・トレーニング方法を開発していくと、また、一人ではなく数人で一緒に挑戦していくことで、「気が付いたら、良く当たるようになっていた」なんてことに、なるのではないでしょうか。